いやー、驚きましたね!!
今年1月5日に築地市場で行われた初競りで、本マグロ一本になんと7,420万円の値段がついたそうです。
212キロの青森県・大間産です。1キログラムあたりに換算すると35万円です。
びっくりですね~。
昨年が1,400万円だそうでしたから、5倍以上の落札額だったわけです。
しかし、2013年には1億5,540万円がついたとのことですから信じられませんよね。
マグロ一本に億ですから、、、。
落札したのは某有名なすしチェーンです。その社長さんも今ではすっかり有名人ですよね。
最高値での落札はこれで6年連続とのことです。
マグロといえば本マグロだが・・・
マグロは日本人は大好きですよね。
世界の漁獲量の3分の1以上を日本が消費しているとのことですから、いかに日本人は普段マグロを食べているかということが分かります。
そんなマグロですが、マグロの王様といえば本マグロです。別名クロマグロとも言われます。
マグロの中では一番大きく、本マグロの赤身、中トロ、大トロは最高級品とされています。
捕獲量も少ないので、大型のものには破格な値段がつきます。
本マグロの中トロや大トロのお寿司がかなり高いのもうなずけます。
本マグロの身は、鮮やかな赤色で味はコクがあるのです。
しかし、価格が高いため我々庶民はなかなか手が出ません。
よって、刺身やすしネタを含めて他の種類のマグロを食べているというわけです。
では、マグロは本マグロ以外にどんな種類のマグロがいるのでしょうか?
そして、その味はどうなのでしょうか?
マグロの種類
1.メバチマグロ
目がバッチリ大きいことからメバチマグロと名前がついたのです。
ウソのような本当の話です。ちなみに英語でも“Bigeye tuna”と言います。
若魚はそのぷっくらした体型から「だるま」とも呼ばれます。
身は濃いピンクであっさりとした赤身が多く、トロの部分は本マグロに比べて少ないのが特徴です。
日本での流通量はマグロの中では最も多く、特に関東圏で多く、刺身や寿司ネタとしてわれわれの口に運ばれます。
また、漁獲量が多いため比較的安価で安定しています。
2.キハダマグロ
体やひれが黄色をおびていることからキハダと呼ばれています。
英語名は、“Yellowfin tuna” です。
メバチマグロと同様に、身は濃いピンクであっさりとした赤身で、脂肪が少なく身が締まっているのが特徴です。
こちらは、関西圏での消費が多く、刺身・寿司ネタ(特に回転寿司)・缶詰(ツナ缶)の原料として利用されます。
また、マグロの中では成長が早くたった2年ほどで1mぐらいになります。
3.ビンチョウマグロ(ビンナガマグロ)
胸びれが長いことから、ビンナガとも呼ばれています。
また、その姿がトンボに似ていることから、トンボマグロとかトンボともいわれます。
マグロとしては小ぶりで1m程の体長です。
身は淡いピンクで白色に近く、柔らかくクセのないの味が特徴です。
キハダマグロ同様、ツナ缶に多く利用されますが最近では回転寿司のビントロとしてそのネタが人気になりましたね。
トロビンチョウと言われるほどです。
わたしも回転寿司では必ず食べますよ。
寒冷地で漁獲されたものは、特に脂がのっていて本当に美味しくいただけます。
脂がないところは、ムニエルやカルパッチョとして料理してもおいしいですね。
4.ミナミマグロ(インドマグロ)
本マグロはほとんどが北半球で取れますが、南半球で取れるのがミナミマグロです。
戦後にインド洋で漁獲されたものが日本に入ってきたことからインドマグロとも呼ばれます。
本マグロと並ぶ高級マグロで、ほとんどが刺身や寿司ネタとして提供されます。
身の色、味ともに本マグロに近く、値段も高価になります。
本マグロほど大きくはなりませんが、体長2m、体重は150キロ程のものが大型となります。
こちらも、今では回転寿司で食べれるようになりました。
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まとめ
高級マグロと一般食用マグロというカテゴリーで分けると以下になります。
高級マグロ
本マグロ(クロマグロ)、南マグロ(インドマグロ)
一般食用マグロ
メバチマグロ、キハダマグロ、ビンチョウマグロ
高級マグロは、高級店での刺身、寿司ネタとして食されるケースが多いですが、一般食用は、刺身や寿司ネタはもとより、缶詰、唐揚げ、ムニエル、カルパッチョなどいろいろな用途で食され、我々の食生活を支えているのです。
特に、ファミリーで行くことが多い回転寿司でも一般食用のマグロが本当に美味しくなっています。
わたしの一押しはビントロですが、あなたはどんなマグロネタがお好きですか?