育児や地域の情報、困った時の相談など、いわゆる“ママ友”と呼ばれるお母さんたちの友好関係は非常に大事なのものですよね。
特に、引っ越ししてきたばかりで、近所に知った人や話し相手がいない場合は早くママ友を作って地域や環境に馴染んでいきたいと思うものです。
そして、そのネットワークや人脈が徐々に広がっていきますと、生活にも充実感があふれて楽しい毎日を過ごすことができるかもしれません。
しかし一方で、ママ友の輪が広がれば広がるほど悩みや困りごとも増えてきます。
こんなこと言われたけどどうしよう? こんなお願いされたけどどうやって断ろう?
苦手なあの人とどう付き合っていこうか? などなど。
ママ友付き合いも人間関係ですから、簡単には解決できないこともたくさんありますし、ちょっとしたことで今までのいい関係が崩してしまうことにもなりかねません。
また、そんな悩みがストレスとなって体を壊してしまったら元もありませんよね。
では、こんな悩みや困りごとにどうやって対処したらいいのでしょうか?
わたしは男なのでそのあたりのことは全くわかりませんが、あえて、現在でもママ友関係で悩んでいるわたしの妻や妻の妹、そして、まだ小学校低学年の子ども2人のママであるわたしの弟の嫁にそのあたりの切実な悩みや不満を聞いてみました。
いや~、いろいろあるもんですね(笑)。ママ友同士の関係もホントに難しいですね。
いろいろなケースがありますが、こんな時はこうしたらいいのでは?という代表的なものを挙げてみたいと思います。
目次
こんな時はこう対処しましょう!!
1.話が長すぎる、長話に付き合えない
これはママ友じゃなくても女性同士ならよくありますよね。いわゆる井戸端会議です。
ママ友の家に遊びに何人かで行くと、いつも話が長くなって二時間たっても三時間たっても終わりそうにないパターンです。
長話が好きな人はたくさんいますが、苦手という人も結構いるのです
こっちはそろそろ帰りたいと思うのですがそんな雰囲気にない場合は、自分1人だけ「帰ります!」ってことはなかなか言い出せません。
しかし、いやいや付き合うということになると、どうしても顔に出てしまいますし、会話を長引かせない為に無口になってしまって、逆に場の雰囲気を壊してしまうことになります。
よって、こういう場合ははっきりと、”家事がある”、”買い物がある”、”子どもの世話がある”という理由で、「ごめんなさい、今から~があるから失礼しますね」とはっきり笑顔で言うことです。
相手からも、”あの人はかなり忙しい人なんだ” と思わせておくことが必要なんですね。
それによって多少は距離をとることになるかもしれませんが、そこは割り切って考えることが大切です。
2.ランチや飲み会の誘いを断りたい
できれば、ランチや飲み会には差し障りないうえでお付き合いしましょう。
頻繁にあるとか費用がかなりかかるといった場合は別ですが、こういう会に誘ってもらえる事自体、友好な関係があるということですのでできれば積極的に参加したいものですね。
ただ、継続的に断るということになると、相手も「あの人は参加する意志がない」って思ってしまうので、そこはうまく対応する必要があります。
また、スポット的にどうしても行けない(行きたくない)時は、「その日は主人のお母さんが来るから」とか「その日の夜はどうしても行くところがあるから」とそれなりの理由をつけてうまく断るのが賢明ですね。
相手が、”それなら仕方ないわね”と納得する理由を日頃から考えておくのがいいと思います。
間違っても、「参加しません!」とか「やめておきます!」というようなぶっきらぼうな言い方はしないようにしましょう。
3.飲み会での話題がない
自然と盛り上がって、全員が話題には困らないような飲み会であれば問題ないのですが、話題がなくてなかなか会話の輪に入りきれないってこともありますよね。
そういう時は、子ども、食べ物、遊びに行ける所、住んでいる地域情報、この4つの話題について事前にネタ準備をしておくといいと思います。
この4つは参加しているすべての人の共通な話題になりますので、自分が知っていることを積極的に教えてあげましょう。
逆に、プライベートなことはNGです。
夫の仕事、夫の家族、学歴、個人的なお金に関わること、他のママ友の悪口、自分しかわからないことなど、これらを自分から話すのは避けたいものですね。
4.保険・貯蓄に勧誘されてしまった
ママ友の仕事が保険や貯蓄のセールスで、「いい商品があるから入ってみない?」とか「ぜひ検討してみて!」って勧められることもよくあると思います。
そういう場合は、その場ですぐに断るのではなく、話を聞いてあげて、「主人に聞いてみるね」と伝えることが賢明です。
そして後日、「どうしても主人にダメって言われたから。ごめんなさいね」とやんわりと断るのが一番です。
お金に関する管理は自分ではなくて、主人が管理しているということを認識してもらうことが大切です。
5.子どもの学校のPTAの役員に推薦された
ママ友から、「あなたなら大丈夫!」、「 絶対にできるから!」とうまく口車にのせられて、学校のPTAの役員に推薦させられてしまった場合はどうしたらいいでしょうか?
個人的に言いますと、もしできる余裕があったり、御主人が賛成してくれるのであれば、やってみてもいいのでは思います。もちろん、本人がやってみてもいいと思うことが一番重要ですが。
PTAの役員というとやることがたくさんあったり、人間関係が複雑そうに思えますが、人脈というか友達の輪は本当に広がります。
余談ですが、わたしの妻も、そんな口車に乗せられてPTAの母方の会長になってしまい、わたしも当初は反対したものですが、結果、一介の主婦がこんなにも人脈が広がるものかと関心し、それによって個人的にも恩恵を受けたことがたくさんありました。
しかし、どうしてもやりたくない場合は、はっきりと「家事が忙しいので」とか「主人がどうしてもダメというから」という理由で断ることが大切です。
6.ママ友の家に行く時の手土産は?
これは、家に行く時だけではなく、子どもを少し預かってもらった時とかの子どもがお世話になった時も同じですね。
まっ、手ぶらというわけにはいかないと思いますので、気持ち程度のものを持参します。
こういうのはお互い様ということになりますので、たいそうな菓子箱なんかを持参する必要は全くありません。
家にあるもの、スーパーやコンビニで売っている数百円のもので十分なのです。
袋菓子や果物、箱入りのアイスなどを持参しましょう。
まとめ
ママ友が増えれば増えるほど付き合い方も難しくなります。
飲み会とかランチによる出費もかさみます。
どしても断らなければいけないこともたくさんあります。
ある段階で割り切って付き合っていかなければいけませんよね。
今だけではなく、できれば子どもが大きくなっても楽しくお付き合いできるママ友を作っておきたいですね。