愛知県大府市にある至学館(しがくかん)大学
女子レスリングでは超有名な大学です。
8月に行われたリオ五輪女子レスリング全6階級の日本代表選手は、すべて至学館大学の在学生・卒業生の方でした。
48kg級 登坂 絵莉さん
53kg級 吉田沙保里さん
58kg級 伊調 馨さん
63kg級 川井梨紗子さん
69kg級 土性 沙羅さん
75kg級 渡利 璃穏さん
そして、登坂さん、伊調さん、川井さん、土性さんは見事金メダルを獲得、吉田さんも銀メダルという輝かしい活躍をされました。
また、吉田さんと伊調さんが「国民栄誉賞」を受賞されたのはまだ記憶に新しいですよね。そしてつい先日には、吉田さん至学館大学の副学長に任命をされたニュースがあったばかりです。
至学館大学は、1963年に中京女子大学として設立され、2010年に至学館大学へ改称され、現在は男女共学の学校です。
系列の至学館高校野球部が大活躍!!
その系列高校である至学館高校の野球部が、先月行われた秋季東海大会で準優勝して来春の選抜高校野球大会の出場を当確にしました。
大学の女子レスリング部の活躍が、高校の野球部にも勝利の栄光をもたらしたわけですが、その県大会から決勝までの快進撃が半端なく凄かったのです。
至学館高校野球部の歴史の始まり
至学館高校は大学と同じで元々は中京女子高校という女子高でしたが、2005年に現在の校名に変更し男女共学になりました。
同時に野球部が創立されると、なんと創立6年目で2011年全国高校野球選手権に初出場を決めたのです。
愛知県大会決勝で甲子園常連の愛工大名電を4対3の一点差で破り、甲子園への切符を勝ち取りました。
甲子園では一回戦で大阪の東大阪大柏原と対戦し、残念ながら1対8と破れてしまいますが、至学館高校野球部に記念すべきあらたな歴史を刻んだのです。
秋季愛知県大会、東海大会の奇跡の逆転劇!!
ミラクル旋風を巻き起こした至学館!
高校球児にとって秋の大会は翌年の春の選抜大会につながる重要な戦いになります。
この大会で至学館のミラクル旋風がはじまりました。
名古屋地区大会を勝ち上がり県大会に出場。しかし、1回戦の相手はいきなり強豪の愛工大名電。2-4から8回に追いついて、延長戦の末見事10回サヨナラ勝ちをおさめました。
続く準決勝は、桜丘に2-0の完封負けを喫しましたが、東海大会進出を賭けた3位決定戦は、名門の享栄相手に同点で迎えた9回裏に1点を奪ってサヨナラ勝ちを決めました。
東海大会で準優勝! センバツ当確に!


至学館の校歌がすばらしい!!
至学館高校の校歌は「夢追人」という(サブ)タイトルがついています。
そして、歌詞も曲もJ-POPのようだとネット上で騒がれたことがあります。
でもこういう校歌って斬新でいいと思いますね。
至学館がセンバツで1勝すれば甲子園に流れます。
ぜひ聞きたいと思いませんか?
「一番高い所に登って、一番光る星を掴んだ♪
・・・・・海を渡る風が吹いた カシオペアが近くに見えた♪・・・・」
がんばれ! 至学館!!