熊笹(クマザサ)って知っていますか?
そうです。子どもの日に食べるチマキを包んでいる葉っぱです。
サバ寿司の下にも敷いてありますよね。
それを粉末して青汁にして飲むように売っているのが熊笹青汁です。
信じられないのですが、私はこの青汁を飲んで私の便秘が劇的に解消したのです。
普通は、青汁というとその主原料はケールや大麦若葉、ゴーヤです。
これらの青汁ではまったく便秘に効果がなかったのに、熊笹の青汁は飲んで2回目に効果てきめん、快便になったのです。
熊笹の効果と効能について
熊笹は、イネ科ササ属の植物で、パンダの主食でもあり、クマが冬眠の前にたくさん食べることでも有名です。ほぼ日本全国で分布している我々にとっては身近な植物です。
また、昔から薬草として使われ、やけど、胃腸病、高血圧、糖尿病、ぜんそくなどに用いられてきました。
口臭予防にも効果があり、熊笹エキスが入った歯磨き粉もドラッグストアでは売っていますね。
こうしたことから、熊笹には殺菌効果や防腐効果があることが昔から知られています。
熊笹の成分と栄養素
では、熊笹にはどんな成分と栄養素があるのでしょうか?
ビタミンB1,ビタミンB2,ビタミンC,ビタミンK
カルシウム
ミネラル類(マグネシウム、ナトリウム、カリウム、鉄分等)
葉緑素(クロロフィル)
バンフォリン
アミノ酸
安息香酸(あんそくこうさん)
などたくさんの栄養素があります。
聞きなれない成分としては、
葉緑素(クロロフィル)は抗酸化作用、抗菌作用、貧血予防に効果を発揮しますし、
バンフォリンは、クマザサ多糖体といわれ防腐効果、殺菌作用があります。
また、安息香酸も殺菌や解毒作用があり、胃の中の細菌が増えるのを抑制します。
食物繊維はごぼうの11倍
熊笹には豊富な食物繊維が含まれていて、その量はなんと、ごぼうの11倍と言われています。
この食物繊維は便秘にかなり効果的に働くと思われます。
ちなみに、私は極度の便秘症で3日、4日間も出ないというのはざらです。
今まで、ヨーグルト、青汁(大麦若葉や青汁)、便秘解消体操、とろろ、ごぼう、いろいろ試してみましたが、ほとんど効果はありませんでした。
しかし、この熊笹青汁を夜寝る前にコップ一杯の水で溶かして飲むようにしましたら、2日目にはどっさりと出るようになり、今では毎日飲むことによりすっきりとした快便が続いています。
熊笹の効果と効能
便秘以外では以下に効果・効能があると言われています。
動脈硬化予防
胃腸炎予防
コレステロール低下
口臭・体臭予防
高血圧予防
抗がん作用
解毒効果
貧血予防
ニキビ改善
まさに、万能薬ともいえるほどの効果です。
しかし、こんなにすごい効果が期待されている熊笹の青汁ですが、大麦やケールの青汁に比べて種類が少なく、一般的に販売されてこなかったのはなぜでしょうか?
それは、熊笹の繊維は非常に硬く、食用に適する粉末にする為の商品化が難しかったそうです。
最近になってその製造工程が発展し、細かく粉末にしたりサプリメントにする技術が急速に発展し、我々の身近になってきたというわけです。
召し上がり方
基本は青汁粉末をお湯や水に溶かしてかき混ぜて飲みます。
少し苦味というか青汁独特の味がありますが、慣れれば気になるものではないと思います。
私はよく牛乳に混ぜて飲みますが、牛乳には溶けにくいので一層よくかき混ぜてください。
お好みに合わせて、いろいなものに混ぜてみて何が美味しいか試してみるのもいいですね。
ちなみに私が飲んでいるのはこちらです。
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まとめ
先にも述べましたが、熊笹青汁の特徴はごぼうの11倍と言われる豊富な食物繊維を含んでいることです。
普段の食事ではこれだけの食物繊維を取るのはなかなかできません。
熊笹青汁は合う人合わない人がいるので、一概には言えませんが少なくとも私はこの熊笹青汁で便秘を解消しました。私にはかなり合っていたようです。
もし、食物繊維が不足で便秘で悩んでいる人は、一度試してみるのもいいかもしれませんね。