当たり前ですが、ダメな上司というのはどこの会社にもいるものです。
会社だけではなく、組織にはダメな上司というのは必ずいて、部下からバカにされたり陰口をたたかれていたりしています。
気付かないのは本人だけで、いや、本人は気付いていても強がりを見せたり、知らない振りをして適当にごまかしてしまうことが多いのかもしれませんね。
あなたはどうでしょうか?
部下から、デキる上司・尊敬される上司と慕われていますか?
それとも、少しうっとおしいと思われていますでしょうか?
目次
ダメな上司の特徴は不幸にも自分が気づいていないこと
問題は、迷惑や危害を加える上司が一番ダメなんですね。
そこで、ダメな上司はというのは、何事においても勘違いしていることが多いのです。
勘違いによって周りに多大な迷惑をかけているケースが、私の周りで身近に起こっていますのでご紹介したいと思います。
「叱る」と「怒る」の区別がわからないダメ上司
部下を怒り散らしている上司は、どこにでもいますよね。
それも部下をずっと立たせてネチネチ、ネチネチと。
中には1時間近くも同じ言葉の繰り返しで、周りで見ている方がうんざりするほどです。
うちの会社のA君は、上司の課長からいつもこの様に怒られていてとうとう会社に出てこなくなってしまったのです。
現在、10日程出社していません。
どうやら家にもあまり帰っていないらしく、聞くところによるとコンビニの駐車場でクルマの中で夜を過ごしていることが日が多いとのでした。
完全にメンタルがやられてしまったわけですね。
この上司の課長は、叱ると怒るを完全に取り違えてしまっていて、ただ自分のストレスのはけ口となっているのです。
指摘して気付かせて納得させること
ちなみに、わたしならこう叱ります。
1.人がいる面前ではなく会議室で2人きりになります。
2.決して怒鳴りません。
3.悪い点、修正する点を明確に指摘します。
4.次からどうすれば同じ過ちをしないか考えさせます。
5.最後に納得のいくまで納得させて終わりです。
この時間ほぼ15分くらいですね。
もちろん、こんなにすんなりいかないことも多くありますが、大事なのはあからさまに怒らないということです。
今の若い人のほとんどは、怒られるとシュンとなって精神的に参ってしまいますからね。
それよりも、指摘して気付かせて納得させることなんです。
これが一番の叱り方なんですね。
怒ることから生み出されるものは何もありません。
「厳しさ」と「冷たさ」をはき違えているダメ上司
これもよくあるケースだと思いませんか。
この厳しさと冷たさの根本的な違いは、コミニュケーションがあるかないかだと思うのです。
厳しくても会話があればまだ救われるところもありますが、会話も何もない無視、ほったらかし状態では仕事が良い方向に進むことは間違ってもありません。
わたしの会社ではとても残念なのですが、ちょっと気に入らないことがあると、すぐに部下を無視してしまい、声をかけようとしないダメな役員がいるのです。
注意や指摘するということを一切せずに、あいつはダメなやつだと最初から決めつけて降格や左遷を決行してしまうのです。
まさに冷たい状態、すなわちコミニュケーションが全く不足してしまっているのです。
役員ってそんなに偉いんですかね~?
まとめ
どうでしたでしょうか?
このような勘違いダメ上司、あなたのそばにはいませんか?
世の中にはこういった特徴を持った上司がたくさんいますが、わたしは少なくともこのような上司にはなりたくないですし、なっていないと思っています。
怒られたり無視されたりでは、部下は付いて来ないです。
「叱る」、「厳しい」という言葉の中には「優しさ」が見え隠れしますが、「怒る」、「冷たい」という言葉の中にはなかなか見えてこないと思いませんか?