キムチの国産と韓国産はこんなにも違う!! 栄養価がすごいのは?


唐突ですが、キムチはお好きですか?

わたくしの家では、ほぼ毎日キムチが食卓に並ぶほど好んで食べています。

焼き肉を食べに行っても必ずと言っていいほど注文します。

キムチ

ご存知のとおりキムチの本場は韓国ですね。

しかし、今ではスーパーに行けば国産キムチがたくさん並んでいます。

韓国産のキムチもありますが、国産の方が断然多いですよね。

ところで、国産と韓国産のキムチってどこが違うのでしょうか?

わたくしの感覚ですと、国産のキムチは日本の漬物風にアレンジしたあっさり塩味のキムチが非常に多いと思います。

一方、韓国産キムチは、唐辛子の辛みがピリっと効いて、独特の酸っぱさみたいなものがあり、いかにも発酵食品といった感じが強いのではないでしょうか?

実は、キムチは発酵食品の王様だってこと知ってますか?

キムチはまさに発酵食品の中の発酵食品なのですが、国産のキムチは発酵食品という感じがあまりしませんよね。

国産のキムチと韓国産のキムチでは、原料、作り方、栄養価で大きな違いがあるのです。

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キムチの持つ乳酸菌が凄すぎる!!

キムチの栄養価の最大のものが乳酸菌です。

発酵食品というと、ヨーグルト・納豆・味噌のように善玉菌の一つであるビィフズス菌や乳酸菌が思い浮かびます。

乳酸菌は、便秘解消や下痢を治して腸内環境を正常に整える働きを持っています。

キムチの持つ乳酸菌は、P.ペントサセウスという乳酸菌ですが、知っている人は少ないのではないでしょうか。

このP.ペントサセウスは、植物性の乳酸菌で胃酸に強く、生きたまま腸まで届きます。

ヨーグルトや味噌などの乳酸菌と比べてその生命力は格段と優れているのです。

ただ、それはほとんど韓国産のキムチであり、国産のキムチの方は少し違うかもしれません。

韓国産のキムチと国産のキムチでは、原材料と作り方に違いがあるところが多いからです。
(※もちろん、国産でも韓国産と同じ様に原材料と作り方をしているメーカもあります)

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韓国産と国内産の作り方と原材料の違い

韓国産のキムチは、塩漬けした野菜を唐辛子、魚介(アミ)の塩辛、ニラ、ニンニク、ネギなどで味付けして乳酸発酵させます。

この魚介(アミ)の塩辛が乳酸菌を増殖させるのです。

しかし、国産のキムチは、野菜の浅漬けを旨み調味料等で味付けした「キムチ風味」のものが多く、酸味を出すのにアミノ酸等の添加物を使って、キムチ風味のものを作り出しているのです。

そのため、魚介(アミ)の塩辛を使用しているキムチはまだまだ少ないんですね。

よって、発酵されていなかったり発酵が不十分のため、乳酸菌効果のないキムチとなってしまっています。

韓国キムチと日本の漬物の乳酸菌の違い

キムチの持つ乳酸菌の数は、なんと1gあたり8億個と他の発酵食品と比べても群を抜いています。

日本の味噌や漬物も発酵食品ですが、塩を使って発酵させているため、乳酸菌の増殖が抑えられてしまうわけです。

日本のぬか漬けも鷹の爪(唐辛子)を使用しますが、香りを出すためにごくわずか使われるだけなのです。

それに対して、韓国キムチは大量の唐辛子を使用するため、塩を抑えていますので乳酸菌が多く増殖するわけです。

キムチ

まとめ

お腹の調子が悪いとか便秘の方は、乳酸菌を多く摂ることをお薦めします。

それにはキムチ、それも韓国産のが望ましいですね。

ただし、キムチは唐辛子を使っていますので、食べ過ぎると胃を悪くしたり、お腹を壊したりしてしまいます。

また、唐辛子を使っているとはいえ、塩分もそれなりにありますから気を付けて食べてください。

適量を継続して食べるようにしたいですね!!

あっ、それとキムチを買う時は、必ず原材料名を見て「魚介(アミ)の塩辛」が入っているものを買いましょう!!

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