センバツ21世紀枠中村は「三十二の瞳」で再び奇跡を起こす!


第89回選抜高校野球大会の21世紀枠中村高校(高知)は文句なくの選出でしたね。

まっ、中村の実績は突出していましたから選考もすんなりと決まったようです。

センバツ


高知県大会では、高知高校と決勝で明徳義塾を倒して優勝です。

四国大会は残念ながら初戦で香川の英明に負けましたが、延長13回の接戦を演じました。

レベルの高い高知で、昨春は県ベスト4、昨夏の選手権の県大会も準優勝ですから、まさに中村の実力は本物というわけです。

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待ちに待った甲子園出場

この中村高校は、高校野球ファンならよく知っていると思いますが、40年前の1977年の選抜に初出場して全国準優勝した高校です。

その時のピッチャーが阪急で活躍した山沖投手です。長身の速球派でした。

そして何と言っても部員12人で出場したことで「二十四の瞳」として感動を集めたのです。

あれから40年振りに中村高校が甲子園に帰ってきます。

そして、今回は部員は16人ですから「三十二の瞳」として注目を集めているのです。


部員が少なくグランドも使えない

中村高校は進学校のため、週一回は7限目まで授業があり、完全下校は19時半。

かつグランドは、中学校の軟式野球部との併用の為、火・木曜日しか使えません。

また、土曜日も補習等があり練習試合を組めないのです。

よって、対外試合は日曜日に相手校に出向くことになりますが、片道2時間以上にもなるバスでの長時間移動も多いのです。

それをハンディとしないのが中村の強さかもしれません。

であれば工夫をする、基礎体力づくりに力を入れるなどして実力を磨いてきたのです。

特に食事を強化した筋力トレーニングは県立の進学校とは思えない試みです。

まずは、体重アップのため専門家から指導を受け、白ご飯を一日2Kg近く食べるのです。

また、毎日のウエートトレーニングに加えて素振りを1000回以上こなします。

冬場には、1100gもあるトレーニング用の赤バットでスイングを強化してきました。

そして、メンタルトレーニングも週一回行います。

グランドや試合で実践的なことができないのなら、グランド外でどうすればいいかを考えに考えて取り組んできたのです。

ちなみに方法の違いはあれ、同じく21世紀枠で選出された多治見高校も工夫を重ねてきたチームです。
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甲子園でも十分に勝てる戦力!!

エースの北原投手は、スライダーとカーブが持ち味のコントロールがいい投手だが、ストレートもひと冬越して伸びが増してきました。

公式戦6試合で失点13、自責点8、防御率は1.31と安定感があります。

控えには秋季県大会で高知戦に好投した泥谷投手も控えており、二枚看板は健在です。

攻撃は、三番の一圓選手、四番の北原選手、五番の中野選手のクリーンアップが中心。

公式戦では三塁打、本塁打の長打はありませんが、どこからでも打てる連打で得点を重ねます。

セオリー中心の細かい攻撃ではなく、強気の攻めで押していくのです。

監督も部長も中村OB

監督の横山監督(54)は中村高校のOBです。

当時中学3年生の1977年春に準優勝した「二十四の瞳」に憧れて中村高校に入学しました。

大学卒業後、1986年より中村に赴任してコーチ、監督(89~93)を務めました。その後他校で指揮をとり、2015年夏より再び監督を務めています。

一方、部長の山本部長(34)も中村OBで2008年より中村で監督になり、2015夏まで務めました。

ちなみに、この山本部長とキャプテンの山本選手とは兄弟なのです。歳の差が17歳です。

私生活では「お兄ちゃん」と呼び、グランドでは「山本先生」と呼んでいるそうです。

兄弟で一緒に甲子園のベンチに入ります。素晴らしいですね。

山本キャプテンは公式戦ではレギュラーではありませんが、甲子園ではレギュラーを勝ち取るために頑張っています。

「三十二の瞳」で奇跡を起こせ!

中村は実力があります。

40年前の奇跡を再び起こして欲しいと思います。

21世紀枠
いえ、21世紀枠が優勝するのを見てみたいのです。

中村はその可能性が十分にあるのです。

頑張れ中村!

頑張れ「三十二の瞳」!!



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