奨学金が返せないとどうなる? 最後には何とかなるの?


奨学金

大学進学には多大なお金がかかります。

それが、私立やその理工系ともなれば毎年100万を超える授業料を4年間納めないといけません。

国公立でも昔と違って授業料はアップしていますから、私立の半分近くかそれ以上かかるのです。

そんな時に、お金を借りれるのが「奨学金制度」です。

今では、大学生の4割~5割近くが利用しているのが現状で、奨学金を利用することは普通のこととなっています。

わたしの友達は、娘さんが2人とも私立の女子大に通っていますが、2人も奨学金を借り、かつ教育ローンも併用してやりくりをしています。

その奨学金は、学生自身が借りるものです。そしてその本人が返していかなければならないものなのです。

教育ローンは、親が借りて親が返すということがありますが、奨学金はあくまでも本人が卒業後、自分自身で返済していくものなのです。

その返済ができない、滞っている人が今、急激に増えて社会問題にもなっているのです。

奨学金

では、卒業後就職が決まらなかった為に収入がないとか、卒業してすぐに結婚して主婦になったからとか、、、。例えばそれらの理由で返済が難しくなった場合、奨学金の返済はどうなるのでしょうか?

・・・愚問でしたね。もちろん、返済の義務がなくなるなんてことはありません。

借金(ローン)ですからどんなことがあっても返さなくてはいけないのです。

でも、ないものは払えない、、、? ? ?

最後には何とかなるのでしょうか? ? ?

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奨学金制度とは?

高校生・大学生の方やその保護者の方はほとんどご存知だと思いますが、奨学金制度とはどういうものかをおさらいしたいと思います。

奨学金制度とは、文字通り「学ぶことを奨めるお金」、勉強をする学生を経済的に支援する制度です。

最も利用者の多い日本学生支援機構の奨学金の他に、学校独自のものや地方自治体が取り扱っているものもあります。

返済は、「貸与型(返済する)」「給付型(返済しなくていい)」がありますが、給付型は学力基準や所得要件がかなり厳しくハードルが高いため、奨学金といえば「貸与型(返済する)」が一般的となっています。

奨学金

例えば、日本学生支援機構の奨学金制度の貸与型では、返済利息がかからない「第一種」返済利息がかかる「第二種」の2種類の制度があります。

「第一種」は、一律月額30,000円借りられるコースの他に、国公立コース、私立コースがあり、その国公立コースや私立コースの中でも自宅通学コースと自宅外通学コースがあるのです。

一方「第二種」は、月額30,000円、50,000円、80,000円、100,000円、120,000円の5種類から選択することが可能です。

当然のことながら「第一種」は利息が掛からない分、学力基準と所得要件が厳しくなっています。

返済ですが、卒業後半年たった10月からスタートします。

「第二種」の場合の利息は返済時の時に決定しますが、日本学生機構の奨学金制度の場合は利息が上限3%と決められていますので、それ以上発生することはありません。

尚、返済前の10月までに全額返済できれば「第二種」といえども利息は発生しないことになります。

返すメドがたたない! どうなるの?

では、卒業していざ返済となった時に、お金がない場合はどうなるのでしょうか?

はじめにも書きましたが、借りた奨学金は借金です。ローンとして借りたお金ですから必ず返さなくてはいけません。

就職が決まらなかったから、主婦になってしまったから、もともとお金がないから、といった理由でチャラになったりすることは絶対にありません。

では、払えないまま放っておくとどうなるのでしょうか?

返済が始まる10月から半年後の4月時点で、返済が3ヶ月以上滞っていますと、ブラックリストのようなものに登録されてしまうのです。

まっ、ブラックリストというのは「個人信用情報機関」というもので、氏名、生年月日、住所、勤務先等、いわゆる「個人情報」が登録されるのです。

そうすると、後々、クレジットカードを作ったり、自動車や住宅のローンを組もうとした時に審査が通らなくなってしまい、金融機関からお金を借りることができなくなってしまいます。

奨学金

一度登録されとしまうと、延滞が解消されても向こう5年間は記録が残ってしまいますので、かなり厳しい状況となるのです。

よって、就職が決まらないだけでなく病気や災害等でどうしても返済が滞ってしまう場合は、手続きをすることによって、返済期限の延長や返済額の毎月の減額(トータルが減るということではありません)が可能な手段はあるのです。

ちなみに、日本学生機構の奨学金制度の場合は、遅延から9ヶ月後に裁判手続きの法的措置を取るという旨の通知書が送られてきます。

その後でも返済の手続きを進めていければいいのですが、最終的に払えない、払わないとなりますと裁判ということになってしまうのです。

裁判になると滞納者は間違いなく敗訴しますので、裁判所からは強制的な支払い命令が下されます。

そして最悪の場合、差し押さえ、強制執行、自己破産等のケースに発展することになってしまうのです。

まとめ

社会人になってからも奨学金の返済で何年も、場合によっては10年以上もその返済をしなければいけないというケースが増えています。

本来あれば、社会に出て将来に向けた貯蓄をする年代であるのに、学生時代の借金を返済しなければいけないのは悲しいことであります。

奨学金

一方で大学の費用が高すぎるという問題があります。

せめて半分ぐらいにはならないのでしょうか?

学生がお金の心配をすることなく勉強できる世の中にならないといけません!!

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