センバツ21世紀枠「多治見」は甲子園で勝てるのか?


21世紀枠
3/19から始まる第89回センバツ高校野球21世紀枠に不来方(岩手)、多治見(岐阜)、中村(高知)の3校が選ばれました。

今回はあえてこのテーマにしてみました。



「多治見は甲子園で勝てるのか?」



通常、21世紀枠で選出される高校は全国の各地区から選出される高校と比べてどうしても実力の差があります。

近年の21世紀枠が勝てていないという結果を見てもあきらかですよね。
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それは、ある程度の実力はあるものの困難克服とか文武両道とか地域密着といった野球の実力以外の理由で選ばれる為でもあります。

それはそれでいいのですが、実力の差というものは我々素人でもはっきりとわかりますから、組み合わせ抽選で強豪校と当たるものなら、勝つか負けるかではなく、大差で負けないように!とどうしても願ってしまうのです。

10点差や15点差なんて結果になったら応援団や見ているほうもつらいですからね。



しかし、今回出場する多治見高校は、地区大会選出の高校と互角の実力があると言ってもいいと思います。



ですから、21世紀枠「多治見」は甲子園でも勝てるのか?と聞かれたら、間違いなく勝てる!!と断言を致します。
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多治見とはどんなチーム?

そもそも多治見とはどんなチームなのでしょうか?

多治見高校は岐阜県の多治見市にある県立の進学校です。

多治見市は陶磁器の町としても有名ですが、近年は何と言っても猛暑の町、“日本一暑い町”として有名です。2007年には40.9℃という全国歴代2位を記録しています。



1923年に多治見町立高等女学校として創立、野球部は1946年創部と歴史はありますが、一時は廃部の危機になったこともありました。

野球としてはまったくの無名校でしたので今まで甲子園出場は一度もありません。

現在の部員の数も1、2年生合わせて37人と特別に多い方ではありません。

そして、グランドはサッカー部や陸上部など他の部活動と共有のため、40m四方の内野部分だけという狭さで満足な練習はできないのです。

おまけにティー打撃はテニスボールでの打撃練習です。

また、進学校のため練習は午後6時まで(6時半には下校)と決まっているのです。



ここまで見てみると、とても甲子園に出れるような高校ではないですよね?

それどころか一回戦負けのチームじゃない?とも思ってしまいます。

そんな高校が21世紀枠とはいえ、どうして甲子園に出られるほど強くなったのでしょうか?

甲子園

監督は超名門校出身

高校野球に限らず学生の部活動が強くなるかどうかは監督次第です。

才能ある子が揃うことも重要ですが、それ活かすのも監督の力量と指導なのです。



多治見が強くなったのはなんといっても監督です。



19年前に多治見に招かれた高木裕一監督(54)は、神奈川の名門である東海大相模高校ー東海大学出身の元高校球児レギュラーなのです。



19年間、外部監督としてボランティアで指導をされてきたのです。

そんな監督の指導のもと、多治見高校野球部はめきめきと力をつけてきました。

休みの日は監督の人脈を活かして強豪校と練習試合をすることで強くなってきたのです。



その甲斐あって2004年の第76回大会には21世紀枠の県推薦校に選出されました。

また、2010年の夏の選手権県大会はベスト4まで進みました。



しかし、高木監督は多治見高校の教論ではありません。

隣の土岐市の出身ではありますが、多治見市役所に勤める地方公務員なのです。

よって、業務が終わってからの指導となるのですが、練習は6時までですから、せいぜい数十分しかないのです。

それでもここまで(甲子園出場)くることができたのです。

実力は本物!!

多治見は昨秋の岐阜県大会の優勝校です。

岐阜県大会では、県岐阜商、中京、大垣日大といった甲子園常連の強豪校と当たることなく、まずベスト4に進出。

ベスト4には、多治見、益田清風、美濃加茂、麗澤瑞浪と甲子園常連校がいない新しい顔ぶれとなったのです。※美濃加茂は甲子園出場もある強豪ではありますが。



準決勝の相手は、二回戦で市岐阜商、準々決勝で中京を撃破した益田清風戦。

1対5と負けていた9回裏に5点を挙げて6対5のサヨナラ勝ち。



決勝は、美濃加茂を延長で破った麗澤瑞浪を10対1と大差の圧勝で優勝を果たしました。

1回戦シードで臨んだ東海大会は、初戦の二回戦で準優勝した至学館に1対2と惜敗しましたが、存分にその実力を発揮したのです。



エースの河地投手はスリークォーターの131km/hの速球が武器で、昨秋の県大会では3試合連続完投勝ちした頼もしい右腕です。

打撃は、1番で捕手の山田君、長打が魅力の4番で主将の佐藤君が中心となります。



昨夏の県大会は屈辱の初戦負けを喫し、リベンジに燃えた秋季大会は10戦無敗で県チャンピオンになった多治見。



個人的には甲子園ベスト8を期待したいですね。

また、その実力は十分にあるのです。

甲子園
初出場とはいえ、自分たちの野球をすれば必ず勝てると思います。

多治見旋風を巻き起こせ!!  頑張れ多治見高校!!



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