大腸内視鏡の検査は痛みより下剤がつらい!!


大腸内視鏡

大腸内視鏡検査を受けたことはありますか?

肛門からカメラ入れてお腹の中を診る検査ですね。

食生活の欧米化が進んでいる現代では、大腸ガンの割合がますます増えているため、大腸内視鏡で診てもらったことがある人も多いと思います。

わたしも40代後半に1回、一昨年に1回と計2回検査を受けました。

「お尻からカメラを入れられるなんて絶対に嫌だ!!」って誰だって思いますよね。

カッコ悪いし恥ずかしいですから。

それは何回やっても嫌なもんです。

でも本当に心配な時は、はずかしいとか言っている場合じゃないです。

それよりも悪い所はないだろうか?

痛くないだろうか? どのくらいつらいのか?と考えます。

例えばわたしが毎年健康診断でやっている胃カメラ。

これ結構つらいです。

今では麻酔を使ったり、鼻から入れたりと痛みをやわらげる方法がありますが、わたしは普通にやってもらいますので、どうしても何回か「おえっー」ってなってしまい、終わったあとは涙ぼろぼろ状態です。

まっ、年に一回で15~20分程我慢すればいいわけですから何とか耐えてはいますが。

大腸内視鏡は上からと下からの違いですが同じカメラです。

比べてどうなんだろうか? どっちがつらいのか? 時間はどのくらいかかるのか?

わたしも初めての時はそんな不安ばかりでありました。

実は大腸内視鏡の検査は、検査そのもののつらさよりも、お腹を空にする下剤を飲むことが格段につらいのです。

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下剤でお腹を空っぽにする

検査当日は、当然のことながら大腸を空っぽにしてきれいな状態で臨まなければなりません。

そのために下剤を飲んで便をすべて出し切ります。

大腸内視鏡

ちなみに、わたしが一番最初の内視鏡検査を受けようとしたきっかけは、便秘と下痢の繰り返しが1ヶ月以上続いた為です。

初めての経験でしたし、薬を飲んでも治らないため内視鏡での検査を決断をしたわけです。

まずは、病院に行って診察をします。

先生から、「次回、内視鏡で診てみましょう」と言われて診察を終えました。

そして、2週間後に内視鏡検査することが決まり、看護婦さんから粉末状の下剤とそれを水に溶かして入れるための透明な袋を渡されました。

そしていよいよ検査前日を迎えますが、前日と当日に1ℓずつ、計2ℓの下剤を飲まなければいけません。

まず、検査前日の夕食後に粉末を1ℓの水に溶かして下剤を作ります。

これを150cc~200ccずつ5~6回に分けて1時間毎に飲むのです。

そして、検査当日の翌朝も早めに起きて同じように1ℓを飲みます。

最後には透明な水のような便が出ますが、そのようにしてお腹の中を空っぽにするわけです。

下剤は気持ち悪すぎる

水に溶かした下剤は、まずいスポーツドリンクのような味です。

前日の3回目くらいまでは何とか普通に飲めましたが、4回目、5回目は気持ち悪くなり、もう限界に近い状態でした。

それほどまずいし飲みにくいのです。

何とか我慢して1ℓを飲み終えましたが、本当に吐きそうでしたね。

結局この日はトイレに4回行きました。

大腸内視鏡

「これ、明日は絶対無理だわ~」

もううんざりです。

しかし、明日も朝早く起きて1ℓ飲まなければいけません。

「こりゃ、たぶん全部飲めないなー」と思いながらその日は床につきました。

当日分は半分残してしまいました

検査当日の朝です。

起きていきなり下剤ですからもう最悪です。

一回目は何とか無理に飲みましたが、二回目は少しずつ少しずつ何分もかかって飲みました。

しかし、三回目はもう限界です。半分ほど飲んでとうとうギブアップしたのです。

幸いにも便は透明になっていましたので、もういいやと思ってあきらめました。

結局、約半分の500ccほど残して、下剤に苦しめられた二日間が終了したのです。

本当につらかったですね。

もうげっそりでしたよ。

内視鏡検査は痛くなかった

さて、次はいよいよ検査です。

昼少し前に病院に行き、内視鏡検査をしました。

検査用のお尻に穴があいたパンツをはいて診察台に横になります。

大腸内視鏡

そして、いよいよカメラが肛門から入っていきます。

人生初めての経験です。

痛いのか、苦しいのか?

カメラがどんどんお腹の中に入っていくのがわかりますが痛くないのです。

もちろん麻酔はしていません。

先生のやり方が上手だったのかもしれません。全くというほど苦痛はなかったのです。

胃カメラもそうですが、苦しいのは喉元だけですので、中に入ってしまえば痛みというのはないのかもしれません。

ただ、やはり先生の腕次第というところはあると思いましたね。

結局20分程で終わりました。幸いにも異常がなく無事に検査終了です。

ただ、一点、終わったあとに痛みがきます。

それは、カメラによって大腸に空気が入ってしまいお腹が急に痛くなります。

ガスが溜まっているのです。そのガスが出るまでほんの短い時間ですが、かなり痛くなります。

ただ、すぐにオナラとして出ますのででれば痛みはすっと引いていきますよ。

まとめ

なんかお腹の調子がおかしい、または何年かに一回は検査したいという場合は、不安はあると思いますが大腸内視鏡が確実です。

ただ、下剤がきついです。人にもよりますがかなり気持ち悪いです。

でも健康には代えられませんよね。

わたしはいつまでも健康でいたいですから、今年また定期健診を受けようと思っています。

しかし、もっと甘くておいしい下剤はないもんですかね?笑

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